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人間工学応用事例(GPDB)・GPDB表彰

GP-126 横浜市山内図書館の人間工学的取組と環境整備

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改善前

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改善後

改善事例概要
改善事例概要(改善前)

図書館利用者満足度調査から、館内の案内表示の分かりにくさ等に不満があることが浮かび上がった。このことから、人間工学専門家(CPE)2名により、環境改善のための人間工学的評価を行った。

改善事例概要(改善後)

事前調査から、不均一な照度分布、書架サインや床面の反射グレア、表示カラーの不統一、入口の案内表示や館内マップの分かりにくさ等々の人間工学的問題点が抽出された。「資料が探しやすい」図書館を目指し、一般コーナーと子どもコーナーのテーマカラーを決めて統一性のある館内サインのリニューアルを実施した。館内全体が一目でわかる図書館マップも統一カラーで作成し、資料の配架場所を探すときに参照できるようにした。初めて来館する利用者に分かりやすいよう、床マットとして案内サインを掲示した。また、利用者満足度調査により、図書館に対し居心地のよさや全体的な雰囲気を期待している来館者も多いことから、観葉植物を配置する等で安らぎと潤いのある空間をつくった。

人間工学的配慮視点

人間工学的改善策を検討するにあたり、人間工学専門家が図書館利用者や図書館職員とスタッフ等の意見を伺うとともに、図書サイン設計の専門家であるデザイン事務所を交えた学際的な参加型アプローチにより、現在の図書館が抱える人間工学上の課題を解決するための方策を検討した。
検討した結果、改善を実施した具体例として、アイコンの使用やバックライト表示によるサインボードの見やすさとコントラストの向上、反射グレア防止やテーマにより統一した表示カラーに配慮した書架サインによる視認性向上、視線に合わせて見つけやすいトイレ等の案内板の配置、床面に絵文字等で表示した分かりやすい方向案内用の床マット、等々が改善例である。

期待される効果

人間工学的改善により、資料の探しやすさ等の図書館としての使いやすさ(心地よさ)が向上し、利用者への的確な情報提供や利用者増大を通じて、生活密着図書館という地域の情報拠点としての有効性向上が期待される。

評価結果データ
推薦者

斉藤進、北島洋樹(公益財団法人 労働科学研究所)

お問い合わせ
企業名・担当部署名

横浜市 山内図書館 館長

担当者名

古川たか子

更新日

2014年09月18日



 


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