ホーム >  学会組織 > 理事長ごあいさつ

学会組織

理事長ごあいさつ

理事長就任のご挨拶

一般社団法人日本人間工学会理事長
鳥居塚 崇
2024年7月

第8期に引き続き,第9期(2024年~2026年)理事長を務める鳥居塚崇です.1964年に本学会が誕生してから,本年でちょうど60年が経ちました.このような歴史ある学会をまとめていくことに責任を感じつつ,学会員,学会,社会のために尽力してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします.

先に述べたように,当学会はいわば還暦を迎えたわけです.これまでの蓄積を活かしつつ,当学会は新たな始まりを迎えようとしています.人間工学は,私たち人間を取り巻く技術環境の変化に伴ってその設計対象が変化します.さまざまな事象が複雑に関連しあう今日では,単に人間(ユーザや働き手)とモノ(対象物)とのインタラクションに眼を向けるだけでなく,ステークホルダを含むシステム全体に眼を向け(システムズアプローチ),人間工学によって解決すべき課題を見出す必要があります.さらには技術や社会の変革に応じていくだけでは,その速さに追いついていくことは困難となるかもしれません.そうなってくると,システムズアプローチによるバックキャスティングで将来を見据え,先回りした人間工学の実践が必要となります.当学会の還暦を機に,会員の皆さまとともに,さまざまな人間工学の可能性について考えていきたいと思います.

さて,第8期理事会では人間工学のプレゼンス向上を掲げ,人間工学が,再度,社会に浸透するよういくつかの取り組みを行ってきました.第9期では,人間工学が,欠かすことのできない専門分野として社会から認識されるよう,眼に見えるような形態による発信を行いたいと考えています.また,政策立案や行政戦略策定に先見的にコミットすべく行政機関等と積極的に連携しながら,人間工学の専門性を社会に普及させたいと考えています.

それと同時に,第9期では会員間コミュニケーションの推進に力を入れたいと考えています.さまざまな形態で人間工学に関わっている会員同士の出会いが,大きな力やイノヴェーションに発展すると考えられるからです.会員のみなさんとともに「人間工学発」に力を注ぎたいと思います.

還暦を迎え,新たな始まりを迎えようとしている日本人間工学会の第9期理事会も,フレッシュな顔ぶれにて臨む所存です.「人間工学」の社会的なプレゼンスが向上し,学会員のみなさんが「人間工学に関わっている」ということの意義を感じることができるようになる…ということを目指したいと思っています.

アクションプラン


 


ページのトップへ