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理事長就任のご挨拶

一般社団法人日本人間工学会理事長 青木 和夫 2014年7月

一般社団法人日本人間工学会第4期(2014年~2016年)理事長を務めさせていただく青木和夫です。第3期に引き続き理事長を仰せつかりました。これまでの学会の活性化の施策を継続して行なってゆくとともに、学会員にとってさらに魅力のある学会にすべく努力してまいりたいと考えております。第3期から第4期にかけての最大の事業は学会の50周年事業で、1年間をかけて様々な企画を実行してまいります。学会設立50周年記念大会は神戸市にて盛大に開催され、心に残る大会となりました。関西支部の皆様はじめ会員の皆様のご協力に感謝申し上げます。

学会活動の活性化については、2007年の将来計画委員会の答申の中で、学会の活性化と社会的貢献のための3つの提言、(1)積極的に社会との関わりをもつ(社会ニーズに応える)、(2)会員サービスの質と量を向上させる、(3)組織を強化し活性化する、が提出されました。この提言をもとに、斉藤進理事長のもと、(1)の社会との関わり及び(3)の組織の強化に関する様々な対策が講じられてきましたが、第3期には提言(2)の会員サービスについての施策を重点的に行ってきました。スローガンとしては「魅力的な学会をつくる」ことを目的とし、具体的には上記の3つの提言に続き、(4)スピード感のある学会にする、(5)活動を広域化する、の2つを目標に挙げました。スピード感としては、学会誌「人間工学」の投稿や査読を電子化し、投稿から掲載までの時間短縮を図りました。また、役員の交替を促進するために、理事の任期を2期4年までとしました。活動の広域化については、国際人間工学連合(IEA)のウェブサイトの更新を日本人間工学会が中心となって行いました。また、国内においては、委員長や担当が東京や関東に偏らないように配慮しました。

第4期には、「さらに魅力的な学会をめざして」をスローガンに、(1)社会のニーズを先取りし発信する、(2)活動を広域化し会員数を増加させる、ことを目標といたしました。社会のニーズをいち早く取り入れ、これに対する学会の対応を世の中にアピールするために研究部会の活動内容の発信や企業との交流を活発にしてゆきたいと考えています。また、国際的にはIEAでの活動に加えてアジア地区の人間工学会との連携を強めてゆきたいと考えます。2017年のアジア人間工学デザイン会議の日本開催に向けて準備を行ってゆきます。また、引き続き国内の会員や学会活動の地域的偏りを是正し、各支部の会員数の増加や活動の活性化につなげたいと考えております。会員の皆様はじめ、多くの皆様のご支援をお願いいたします。


 


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