学会組織

学会組織図・メンバー

研究部会

各研究部会の詳細についてはリンクをクリックしてご確認ください。
ビッグデータ人間工学研究部会
  • 部会長:吉武 良治(芝浦工業大学)
  • 事務局
    604-8511 京都市中京区西ノ京桑原町1
    株式会社 島津製作所 DX・IT戦略統括部 DX戦略ユニット
    新家 敦(シンヤ アツシ)E-Mail: shiny【アット】shimadzu.co.jp
    (【アット】は@に変えてください)
  • 活動期間:2020年4月1日~2025年3月31日
  • 概要

    1. 2024年度研究部会テーマ
      1. 今あるデータを活用した人間工学
      2. 研究部会活動およびビッグデータ活用ノウハウ集
      3. 「+人間工学」活動の開始
    2. 活動内容(手段・方法)
      1. 年間を通じて幹事間の情報交流を主に電子メールを用いて行う.また,新たな幹事を募集し,執行体制の強化を図る.
      2. ノウハウ集の基盤となるシステムについて,より拡充・活用しやすいよう,検討していく.
      3. 年3回の講演会・談話会・勉強会等をオンラインにて開催する.
    3. 期待される成果
      1. データサイエンティスト他,ビッグデータを扱う人材は増加している.マーケティングやモノ作りなどで,データの解析には人間の特性を知る必要があることが多いため,それら研究者・実践者に気づきと人間工学の知識を加える,「+人間工学」活動を開始し,人間工学の普及に貢献する.
      2. 人間工学の視点でまとめられたビッグデータ活用ノウハウ集を世の中に提供することで,人間工学を社会に普及させる.
  • 研究部会のページ:準備中
PIE研究部会
society-ergo-pie
  • 部会長:大須賀美恵子(・ロボティクス&デザイン工学部・ロボット工学科)
  • 事務局
    連絡先  大阪工業大学 大須賀 美恵子
    〒530-8568 大阪市北区茶屋町1番45号
    E-mail: mieko.ohsuga@oit.ac.jp
    注) メールアドレスの@は全角文字を使用しています。宛先入力の際は半角文字の”@”に変換してから入力してください。
  • 活動期間:2020年4月1日~2025年3月31日
  • 概要

    1. 活動目的
      本部会は2020年度に新体制で発足して以来,5年目を迎える.最終年度は前年度に引継ぎ,昨今の生体計測を取り巻く課題を抽出し啓発活動に尽力するとともに,次年度以降の部会の在り方について議論し案を策定する.ウエアラブルデバイスやスマートフォン内蔵カメラを利用した生理計測・身体活計測が可能となり,ヘルステックビジネスの重要な要素となっている.しかし,これらのデバイスやアプリの多くは,生データを提供せず,計測不備に対する対応やデータの定量化手法について公開していない.また,指標変化の解釈も実験室内の限定された条件で得られたエビデンスにのみ基づいており,実生活に伴う不備や課題が検討されているとはいえないケースもある.これらの問題に対し,従来の適切な生理心理計測の手法および人間工学分野に適用する際の正しい知識や方法論を提供し,課題を明確にすることも部会の重要な役割である.また,研究と実用(ビジネス)のギャップを埋め実現可能な提案をするには,アカデミアだけでなく,デバイス開発者やエンジニア,データサイエンティスト,ユーザなど多様なメンバーが参画できる場の提供を模索する.
    2. 2024年度の活動内容(手段・方法)
      1. 本学会の全国大会,支部大会のいずれかにおいて,部会の企画セッションを行う.多様な人の参画を得るために,可能な限りハイブリッド開催をめざす.すでに,本学会の第65回大会では,「実場面で生理心理計測を用いて「効果を測る」難しさ」と題した企画セッションを予定している.
      2. 学会間交流をさらに進める.具体的には,第63回日本生体医工学会大会(2024.5.23-25,鹿児島)において,シンポジウム「日常・産業場面におけるウエアラブル生体計測デバイスの活用と課題~いつでもどこでもあなただけをめざして~(3)」の開催を予定している.また,本学会の第65回大会では,日本バーチャルリアリティ学会との連携セッションを企画している.
      3. AMED予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業「メンタルヘルスに対するデジタルヘルス・テクノロジ予防介入ガイドライン」統括運営グループに日本人間工学会の代表として参加し,リエゾン役を務める.本学会の第65回大会に向けて,部会および学会員の意見をくみ上げて,関連セッションでの話題提供につなげる.
      4. ワークショップや講習会などの対面イベント(有償も含む)については,部会単独での実施は見送り,本部企画に協力するなどの方法を模索する.
      5. 部会運営ミーティングあるいはメーリングリスト利用の議論により,次年度以降に部会の在り方について議論し,新体制で継続,あるいは形を変えてミッションに取り組むことを前向きに検討する.
    3. 期待される成果
      PIE分野の現状認識,課題の抽出が行え,社会的に役に立つPIEに向けての議論が活性化される。また,社会の関心や需要の高まりに応えるべく,基礎研究から得た知見をフィールドに活用するため,他分野や企業と連携して実践的検討を行なうなど,PIEの裾野を広げる。
  • 研究部会のページ
    https://www.ergonomics.jp/TG/PIE
科学コミュニケーション部会
  • 部会長:山田泰行(順天堂大学)
  • 事務局
  • 活動期間:2020年5月8日~2025年3月31日
  • 概要

    1. 2024年度研究部会テーマ
      1. 人間工学における科学コミュニケーションのコンセンサス発信
      2. 人間工学の社会実装に向けた科学コミュニケーション企画の開催
      3. 人間工学の研究成果を効果的に社会発信していくための方策や指針の策定
    2. 活動内容(手段・方法)
      1. 部会総説論文の投稿や学会発表,シンポジウムを通して,人間工学の科学コミュニケーションに関する学会員とのコンセンサスを形成する.
      2. 「7つの人間工学ヒント」を参考にして,人間工学の研究成果を社会に役立つように発信・共有するための指針を提示する.
    3. 期待される成果
      1. 人間工学会における科学コミュニケーションの意義や理解について学会員との共通理解が深まる.
      2. 人間工学と科学コミュニケーションの枠組みから効果的に科学情報を発信・共有するためのヒントが提示される.
  • 研究部会のページ

感性情報処理・官能評価部会
  • 部会長:石原 正規(東京都立大学)
  • 事務局
  • 活動期間:2023年4月1日~2026年3月31日
  • 概要

    1. テーマ
      2024年度は以下の2点をテーマとする

      1. 感性情報処理と官能評価に関わる諸問題を多角的に取り上げ,研究者・デザイナーおよび職人・熟練者どうしの情報交換と研究の活性化,および研究内容の深度化に資する機会を提供するとともに,この領域の若手研究者およびプロの職業人・設計者の育成をはかる.
      2. 基礎領域研究の学びを通して,人間の知覚や認知についてのメカニズムと機能的特徴を理解する.またそれらがどの様に行動と関わっているのかについて理解を深める.実験心理学,行動科学の視点から,環境への適応に関わる諸問題の理解,解決に役立てるための機会を提供するとともに,若手研究者および実践者の育成をはかる.
    2. 手段・方法
      感性情報処理や官能評価の基盤となる人間の感覚・知覚・感情・認知・行動等の諸特性,およびそれらの測定・評価方法や数理モデル等の研究成果や製品,サービス等の開発成果について先端的独創的な研究を紹介する.これに加えて,講演会や若手研究者を主体とした研究会や関連の研究・開発施設や工房などの見学会などを必要に応じて企画・実施する.以上の活動を通して研究者やプロの職業人・設計者相互の情報交換や交流をはかるとともに,両者の研究意欲を喚起し,人間工学に限定されない具体的かつ有益なアウトプットの創出の機会を支援する.
    3. 期待される成果
      主に感性情報処理と官能評価に関わる研究者の関心や専門領域を共有しつつ,新たな情報や手法に刺激される機会,学ぶ機会を広範に提供することにより,特に若手研究者の裾野の拡大や関連研究領域との交流を活性化させることが期待できる.また,研究成果の実用化に伴うさまざまな困難や課題を相互に共有・議論する機会を提供し,支援することを通して,人間工学の一層の発展に資することが期待できる.

    以上は,人間工学の実践における人間理解の拡大・深度化につながるものと考えられる.それらの活動過程で,これまで職人や熟練者の職能・技能としてのみ伝えられてきたモノづくりのノウハウを技術化,見える化し,それらを広く一般に提案し,還元することで,これまでの研究手法や体験,モノづくりに新たな価値(例えば感性価値や経験価値)を付加することを可能とする.

  • 研究部会のページ

    http://www.j-erg.net/
衣服人間工学部会
  • 部会長:土肥 麻佐子(文教大学)
  • 事務局
  • 活動期間:2022年4月1日~2027年3月31日
  • 概要

    1. 活動テーマ
      2012年度より継続して「グリーンファッションに関する研究」をテーマにした活動を行なっている.今年度についても,衣服のサプライチェーンの側面から,着装のあり方,廃棄ゼロを目指した衣服の構造・デザイン,衣服材料の使い方,衣服のリサイクル,フェアトレードなど,SDGs達成への貢献を視野に入れた研究活動,啓蒙活動を進めていく予定である.
    2. 活動計画(方法・手段)
      1. 幹事会 Zoomやメール,対面による幹事会の開催
      2. 研究例会の開催 Webと対面で2回程度開催予定

        • 8月 web講演会およびwebワークショップ
        • 2月 工場見学およびweb講演会
    3. 期待される成果
      講演会,工場見学,ワークショップなどを行うことにより,グリーンファッションに関する研究・教育についての意見交換および研究交流の活性化が期待できる.また,講演会や対面での見学会の開催により,消費科学的立場より地球環境問題に対する意識の向上に貢献できると考えている. 今後これまでの活動の成果を冊子やDVDなどにまとめることについても検討したい.
  • 研究部会のページ:
医療労働関連MSDs研究部会
医療労働関連MSDs研究部会ロゴマーク
  • 部会長:松崎 一平(医療法人山下病院)
  • 事務局:常見 麻芙(医療法人山下病院 サステナビリティ推進室)
  • 活動期間:2022年6月1日~2027年3月31日
  • 概要

    本研究部会は
    「すべての医療従事者を守る快適な労働環境をつくる」
    をパーパスに掲げ、医療従事者、学会員、企業の方々と、以下のような活動を進める。

  • 活動概要

    1. 医療労働関連MSDs予防ツール・教材の検討・開発
    2. 医療労働関連MSDsに関する教育機会の提供(研究会の開催)
    3. 関連学会・研究部会などの共同企画の実施および連携
    4. 医療労働関連MSDs軽減のグッドプラクティス・機器情報の収集と発信
    5. その他、本研究会趣旨に必要と思われる諸活動の実施

    部会員限定の情報提供・意見交換のためのプラットフォームを通じ、学術的交流や共同研究を推進する。
    年4回のセミナー開催を予定している。(適宜新着情報へアップする)

    部会のパーパスに賛同頂ける幅広い分野・業種の方々に、是非ご入会いただきたい。

  • 研究部会のページ:
    https://ergonomics-msds.org/
航空人間工学部会
航空人間工学部会
  • 部会長:田中 敬司
  • 事務局
    航空輸送技術研究センター(ATEC)
  • 活動期間:2023年4月1日~2028年3月31日
  • 概要

    1. テーマ
      航空人間工学に関する知識の普及,情報の共有化を目的として,他分野を含む幅広いヒューマンファクター研究にかかわる進展,事故事例から得た人間特性及びヒューマンマシンインターフェイスに関する事故防止方策の動向を分析検討する.
    2. 方法・手段
      1. 研究例会(公開講座)の開催
        日時:2024年7月9日(火)13:00-17:00(予定)
        場所:野村不動産天王洲ビル2階会議室(ウィングホール)
        講演:Advanced Air Mobility関連の4演題を予定
      2. 施設見学会の実施
        ヒューマンファクターや各企業による安全への取り組みなどを介し,学び・知見を得ることを目的に,施設見学会を計画・実施する.可能な限り,一般公開していない施設・場所を対象とする.
        また,人間工学に関する基本知識の学習,他研究部会の講演,イベントへの参加なども検討する.
      3. 部会ホームページの運営
        インターネットを使った部会ホームページを活用して当研究部会の活動内容を広く周知するとともに,活動案内の掲示や会員からの参加申し込みに活用する.また,例会講演資料の電子化への対応を検討する.
      4. 委員会・幹事会の開催
        適宜委員会及び幹事会を開催し,部会活動を円滑に行うとともに,会員の意見を部会活動に反映させるよう努める.対面式・オンライン形式の両方を活用し,効率化をはかる.
      5. 部会活動条件の実施計画
        学会誌への投稿,または学会の全国大会または支部大会での発表について検討,実施する.
    3. 期待される成果
      例会(公開講座)及び見学会の活動を通じ,航空安全の推進に関わる官・民・学の関係者が交流する場を当部会が提供する.関係者がお互い情報を共有し,議論を行うことや,新たな人脈を構築することで航空人間工学や航空安全技術に関する動向等の知見獲得が可能となり,航空の安全の推進へ大きく貢献できるものと考える.
  • 研究部会のページ
    http://www.jahfa.org/
アーゴデザイン部会
アーゴデザイン部会
  • 部会長:郷 健太郎(山梨大学)
  • 活動期間:2023年4月1日~2028年3月31日
  • 概要

    1. 活動テーマ
      「ビジョンと社会実装」~ビジョン創りとこれを社会に実装するための方法論の研究~
      2024年度はフューチャーエクスペリエンス(FX)の確立に向けた実践的な手法で事例を通した研究活動を実施する.また,これまで研究してきたビジョン提案型デザイン手法との関係を明快にし,アーゴデザインを実践する.社会環境性とその実現性を踏まえた人間工学研究がより必要となると考え,「ビジョンと社会実装」についての研究と議論をアーゴデザインの視点から実施していくこととする.
    2. 手段・方法
      1. フューチャーエクスペリエンス(FX)-WGの活動強化
        フューチャーエクスペリエンス(FX)-WGの活動を今年度も更に強化していく.部会活動のテーマである「「ビジョンと社会実装」~ビジョン創りとこれを社会に実装するための方法論の研究~」の検討を本格化させ,新たな方法論確立に向け,ワークショップ,ミーティングを可能な限り実施を行い,その研究活動と方法論発表の機会を創り出す.
      2. フューチャーエクスペリエンス(FX)の啓発・普及活動の実施
        「フューチャーエクスペリエンス(FX)」については,これまで以上に EXPERIENCE VISION 普及のためのイベントを開催する.また,Zoom や Miro などのツールによるオンラインセミナー,オンラインワークショップを行い,「ビジョン創りとこれを社会に実装するための方法論の研究」の活動との連携を図る.
      3. 学生会員に対する部会活動の充実
        定着した学生会員制度により,学生会員が固定化している.2019年度よりFX教育WGを設立し,これまで以上に学生の研究やデザイン活動を支援する活動の充実を図る.これにより,次世代を担う研究者やデザイン実務者の育成を強化する.
    3. 期待される効果
      テーマに関する研究を本格化することで,将来の社会,環境のあり方を見通し,人間生活をデザインするための基盤となるフューチャーエクスペリエンス(FX)「ユーザー,企業,社会環境の三方よしのビジョン提案型デザイン方法論」(手法やプロセス)を提供することができる.更にこの方法論を取り入れた「新しいEXPERIENCE VISION」の啓発・普及により,社会,環境,産業に貢献できる.
    4. 活動予定
      • 4月 幹事会(幹事の役割,担当行事の検討)
      • 7月 FXフォーラム開催
      • 9月 コンセプト事例発表会,幹事会
      • 11月 見学会開催
      • 1月 FXフォーラム開催(HCD_net 京都サロン合同)
      • 3月 2024年度 合宿研究会,総会,幹事会
  • 研究部会のページ
    http://www.ergo-design.org/
海事人間工学研究部会
  • 部会長:村井 康二
  • 事務局:吉村健志(海上技術安全研究所)

  • 活動期間:2023年4月1日~2028年3月31日
  • 概要

    1. テーマ
      日本は海に囲まれた島国であることから,他国に比べて多くの人が海に携わった仕事に従事している.更に,仕事として関わりが無くても,非常に多くの人が趣味としてマリンレジャーを楽しんでいる.しかしながら,これら海事の分野において,人間工学を学術的に取り入れた研究や製品開発に活かした事例は現時点ではまだまだ少ない.そこで,本研究部会の活動を通して,人間工学を海事分野に広く普及させ,海事の現場に人間工学に基づき設計されたシステムや製品導入を加速させる.
    2. 手段・方法
      1. 企画セッションの提案
        毎年度,人間工学会の全国大会や支部大会で本研究部会が主体となった企画セッションを行い,様々な分野の人間工学の研究者と議論を交わし,海事人間工学研究の活性化を行う.2024年度は全国大会で企画セッションを行う予定である.
      2. 見学会の開催
        2024年度においては,昨年度に順延となった自動・自律化船のシステム評価のために開発された海上技術安全研究所の総合シミュレーションシステムの見学会を企画する予定である.
      3. 学会誌への情報発信
        海事人間工学研究部会の研究成果の一つであるダイバーの安全監視にかかる「水中におけるヒトの生体電位計測」について取り纏め学会誌へ情報発信する予定である.
      4. 幹事会の開催
        本研究部会の円滑な運営を図るため,毎年度2回以上の幹事会を開催する.また,コミュニケーションの頻度を増やすため,WEB会議システムも活用する.
    3. 期待される効果
      企画セッションや見学会の開催を通じて,最新の海事関連研究に関する情報を発信する.また,研究者や技術者との連携を発展させることで,更なる海事関連研究の活性化及び課題解決を図る.
  • 研究部会のページ
ワーク・アーゴノミクス研究部会
  • 部会長:井出 有紀子(NEC)
  • 事務局
  • 活動期間:2023年4月1日~2028年3月31日
  • 概要

    1. テーマ
      在宅勤務やオンライン会議などのオフィスワークでの新しい働き方や環境も踏まえつつ,ポストコロナ時代の働き方や定年延長や人生100年時代,多様性雇用を見据えて,働く人々の健康と安全を守るための人間工学について研究するとともに,知識の普及を図ることを目的とする.
    2. 手段・方法
      1. 幹事会 メールやZoom,対面による幹事会を開催する
      2. テレワークの人間工学ガイドライン(FAQなど)の改訂追加する
      3. 第65回大会における企画セッションを実施する
      4. 高齢者や女性の雇用対策や多様な働き方を行っている事業所の見学会を実施する
      5. セミナーの開催 日本人間工学会などと共催で働く環境等をテーマにセミナーを開催する
    3. 期待される効果
      定年延長政策により高齢者の働く環境への対策や,女性活用による様々な雇用形態の環境の研究をするとともに,今年度は,ガイドラインとしてアウトプットすることにより,社会への発信とプレゼンス向上が期待できる.また,第65回大会の企画セッション「働き方の自己管理 ~自分を守るために~」で,ISOの改定や働く環境での自己管理の事例等を発表することによって,人間工学会内でのより深い議論を期待できる.
  • 研究部会のページ

システム大会部会
  • 部会長:衛藤 憲人(東海大学)
  • 事務局
  • 活動期間
  • 概要

    1. 本会の目的
      人間工学をシステム論的立場から研究・議論することを目的に,感性情報処理・官能評価部会,聴覚コミュニケーション部会,旧ヒトをはかる部会,旧座研究部会,旧視覚エルゴノミクス研究部会を中心として立ち上がった本部会は,今年で33年目を迎えた.毎年3月に開催される研究発表会(システム大会)は,2019年度より新型コロナウィルス拡大の為On Lineにて開催が続いたが,本年度よりハイブリッド(対面+オンライン)開催となった.対面による活発な議論に加え,遠方の発表者の参加を可能とするオンライン開催は参加者に非常に好評であった.研究者として第一歩を踏み出す若手研究者,卒業研究生,修士研究生にとって,日本人間工学会全国大会(毎年6月開催)・各地方支部大会前の所謂,萌芽的研究段階における重要な発表の場となっている.さらに近年,全国各地から大学関係者,企業研究者の発表も増え,医学から工学, さらには人文科学領域にわたる幅広い分野の研究者が集い,議論できる同大会は盛況である.
    2. 活動の内容
      第32回システム大会(令和五年度大会,埼玉県立大学主催)をハイブリッドにて開催した.二日にわたり行われた大会には,対面・オンラインをあわせのべ120名を超える参加者を集め,極めて盛況であった.同大会を通じて,学生,若手研究者にも人間工学への興味を持ってもらい,日本人間工学会会員にすべく努力する予定である.次期大会(第33回システム大会,主催校未定)開催に向け,年数回,大学教員を中心に幹事会の実施を計画する.
  • 研究部会のページ
    https://www.ergonomics.jp/TG/systemtaikai/

 


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