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人間工学応用事例(GPDB)・GPDB表彰

ED-141 クリエイティブ照明

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概要
製品の概要

会議室や執務室の照明を、作業内容にあわせて調節するプログラムです。
思考のモードチェンジを促し、クリエイティブワークを加速します。

人間工学的配慮視点

照度と色温度をそれぞれ高・低の2段階に設定した合計4つの条件下で、人がどのように感じるのかを調べた実験の結果、以下のようなことがわかりました。
①高照度・高色温度: 仕事がはかどる感じ、メリハリや機敏さを強く感じるので、短時間で結果をまとめたい会議に適している。
②高照度・低色温度: 照度により仕事のはかどり感を感じる一方、色温度からリラックス感も感じるので、ブレインストーミングなどのアイディア出しに適している。
③低照度・低色温度: リラックス感や余裕、発言のしやすさを感じるので、一人で熟考する作業やインフォーマルコミュニケーションに適している。
④低照度・高色温度: ほどほどに頭が冴える感じや集中のしやすさを感じ、一人で集中する作業に適している。
そこで、①をパキパキモード、②をイキイキモード、③をユッタリモード、④をニュートラルモードと名づけました。各モードを作業者の人数と作業の内容で区分したオフィスでの作業内容に対応させると、図のようになります。シーンや仕事の中身にあわせ、適した調節にしたり切り替えられるようにすると、作業の内容に適した気分で仕事を行うことが出来ます。

開発秘話

私たちが働くオフィスでは、会議室と執務スペースの両方に、この4つのモードを切り替えられる設備を導入し自分たちでも使って仕事をしています。特に会議のときは、参加者の気分を切り替えるのに有効で、ファシリテータを助けてくれる力強いツールです。


評価結果データ
推薦者

八木佳子

お問い合わせ
企業名・担当部署名

(株)イトーキ マーケティング本部 ソリューション開発統括部 Ecoソリューション企画推進部 Ecoデザイン設計開発室

担当者名

川田勝

e-mail

kawata4h64@itoki.jp

製品発売時期

2013年11月

更新日

2014年03月26日



 


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