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人間工学応用事例(GPDB)・GPDB表彰

ED-127 ジョーウェル Co-Cr-Mo 接触鍼 小児鍼 おうぎ ENNA-01

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概要
製品の概要

鍼灸の一種である小児鍼治療は江戸時代に関西地方で発展した和方の技術です。皮膚のツボを棒状や扇状の金属で押す・摩るなどして刺激を与えることで情緒不安による夜泣きや免疫不全によるアトピー性皮膚炎などに治療効果があります。近年この技術は西洋医学の発展と相俟って見直しされていますが、今回伝統技術である小児鍼の歴史的変遷を臨床に照らして整理し、新開発された最先端の生体材料を用いて新しい小児鍼を考案しました。また職人の卓越した三次元の磨きの技術で施術感覚の維持および洗浄・滅菌の安全性を向上させ美しい仕上げにしました。特に生体適合性の高いコバルト基合金の採用でアトピー性皮膚炎の治療も安心して行えます。

人間工学的配慮視点
  • ポイント1: 施術対象は主に乳幼児です。そこで硬い合金を滑らかに削り出し、敏感な肌に優しい肌触りを実現しました。
  • ポイント2: 当具のフォルムは乳幼児の身体各部になじむだけでなく、術者の手指にもフィットして操作性が高くなるようデザインされています。特に小児鍼治療においては乳幼児に恐怖感を持たせないことが重要で、当具は術者の手にすっぽりと収まり、患者の目に触れないと同時に、安定した把持が出来るようになっています。
  • ポイント3: 乳幼児の警戒心を解くためには、同行してくる母親の信頼を得ることが重要です。当具のデザイン及び鏡面加工はアクセサリーにも似て、母親を魅了することが出来ます。
開発秘話

担当者写真

「接触鍼」「小児鍼」は、日本で発達を遂げた特殊鍼法です。伝統的な鍼具の発展型として考案した「扇(おうぎ)」は、最先端の金属工学が産み出した生体親和性の高いコバルト・クロム・モリブデン合金で製造されています。歴史と科学、一見あい反するように映る両者が手を結んだところに、伝統医学の発展の兆しが顔を覗かせています。コバルト・クロム・モリブデン合金は硬度が高いので加工が難しく、とても小さな鍼具なので、当初はデザイン通りに仕上げられるかどうか未知数でありました。宝珠状の「?鍼(ていしん)」部分は厚く、扇状の「?鍼(さんしん)」部分は薄くなっており、加えて扇の左右の辺が非対称、一方は丸みを帯び、もう一方は角張っています。両エッジの形状を温存したまま、宝珠と扇の移行部を明瞭に区別しつつ、しかも強度を維持する点に心血を注ぎました。


評価結果データ
推薦者

日本人間工学会 広報委員会

お問い合わせ
企業名・担当部署名

株式会社東光舎 岩手工場

担当者名

井上研司 様

e-mail

tkenji@joewell.co.jp

掲載URL

http://www.joewellmedical.com/ougi.html

製品発売時期

2010年

更新日

2010年01月26日



 


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