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人間工学応用事例(GPDB)・GPDB表彰

GP-122 重量物の分割運搬による負担軽減

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改善前

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改善後

改善事例概要
改善事例概要(改善前)

ある資材の接着のために重りを上に積みます。改善前は15kgの重りを手押しカートで運搬、資材の上へ積み上げる動作を行っていました。

改善事例概要(改善後)

15kgの重りを7.5kg×2個の重りに変更しました(1回に扱う重りの重量を軽くしました)。

人間工学的配慮視点

やむを得ず重量物を扱う際には、可能ならばより小さく分割することは人間工学上、理にかなった対策です。軽量物を扱うことにより生じる筋疲労は、重量物から生じる疲労よりもはるかに少なく、また筋力の持続時間および筋疲労の回復の観点からも優れています(扱う総重量を時分割し、1回の負担を減らす方が総合的に疲労は少なくなります)。また、重量物運搬を避けることは腰痛リスク減少にも貢献します。また、15kgの重りは片手で運搬すると椎間板にかかる内圧が偏りヘルニアのリスクが高まりますが、7.5kgを左右両手に分割して均等に扱うことで椎間板への内圧も均衡にかかり、ヘルニアのリスクを減らすことができます。
 重量物は分割しすぎると運搬回数などの頻度の増加を伴います。重量物の運搬距離・扱い頻度などの観点から適正な分割重量を検討することが必要です。

期待される効果
  1. 腰痛・肩こりなどの運動器疾患リスクの軽減
  2. 筋疲労の軽減および早期の疲労回復
  3. 椎間板ヘルニアのリスク軽減
推薦者

認定人間工学専門家 井谷 徹

お問い合わせ
企業名・担当部署名

名古屋市立大学・院・医

担当者名

榎原 毅

更新日

2008年08月21日



 


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