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人間工学応用事例(GPDB)・GPDB表彰

ED-171 デスクdeお昼寝枕

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概要
製品の概要

本製品は、机(デスク)上での昼寝・仮眠を想定した枕であり、従来の頭部のみを支持する構造とは異なり、体幹までを支える形状を採用しています。腰部が過度に屈曲せず、体幹が安定する姿勢を実現するため、最適な体幹傾斜角度を検討しました。
デスク上でのうつ伏せ姿勢を想定し、圧迫感および快適性について実験検証を行った結果、支持台の傾斜角度60度において、顔・胸部・腕部への圧迫感が最も少なく、身体負担が低いことが確認されました。本製品は、この検証結果に基づき、当該角度を安定して保持できる構造としています(図3、図4参照)。

説明画像

また、低反発と高反発の2層構造ウレタンフォームにより、沈み込みと支持性の両立を図りました。前腕への圧迫やしびれを軽減する腕ポケット、頸部への負担を抑える頬置きクッションを備え、頭部・体幹・腕部への負担軽減に配慮しています。これらの実験結果は人間工学誌に掲載されています。

論文
藤原ののか, 村木里志. 座位での机上うつ伏せ姿勢の体幹起立角度の違いが圧迫感および安定感に及ぼす影響. 人間工学. 2023, 59(1), p.29-33
https://doi.org/10.5100/jje.59.29

開発秘話

本製品は、九州大学大学院芸術工学研究院 村木里志教授(研究室)との産学連携による共同研究を通じて開発されました。開発の発端は、大学の研究室において机上で仮眠を取る大学生が、うつ伏せ姿勢により首・腰・腕に過度な負担が生じ、痛みを感じるという日常的な課題を抱えていたことにあります。
「元々お昼寝が大好きだったのですが机にうつ伏せで寝ると体が痛くなることがよくあり、この問題を解決してもっと快適にお昼寝できるようにしたい!」という学生の問題意識を起点に、本課題を修士研究のテーマとして設定しました。
その後、人体への負担軽減を目的とした姿勢検証や角度条件の検討など、人間工学的知見に基づく検証を重ね、研究成果を産学連携の研究テーマとして発展させることで、約2年の研究開発期間を経て製品化に至りました。


評価結果データ

藤原ののか, 村木里志. 座位での机上うつ伏せ姿勢の体幹起立角度の違いが圧迫感および安定感に及ぼす影響. 人間工学. 2023, 59(1), p.29-33

特許・意匠登録番号

意匠登録1803289

推薦者

九州大学 村木里志(認定人間工学専門家)

お問い合わせ
企業名・担当部署名

株式会社イケヒコ・コーポレーション 商品部 第12事業部

担当者名

中村 八大

e-mail

h_nakamura@ikehiko.co.jp

その他連絡先

阿部 ひかり(イケヒコ/広報担当: h_abe@ikehiko.co.jp )

掲載URL

https://www.ikehikoshop.jp/view/item/000000002712

製品発売時期

2025年12月

更新日

2025年12月29日



 


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