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人間工学応用事例(GPDB)・GPDB表彰

GP-129 公設試験研究機関 人間生活工学機器データベース DHuLE(Databese of Human Life Engineering)

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改善事例概要
改善事例概要(改善前)

全国公設試験研究機関(以下、公設試)では人間工学に関する機器を整備しているところが多く、こうした機器はわずかな利用料で利用することが可能である。しかしながら、希望する機器の有無やそれがどこに整備されているか?といった情報を得ることは難しく、利用が困難な状況であった。

改善事例概要(改善後)

公設試の人間工学機器関係者にご賛同いただき各機関で保有してる機器について調査を行った。この結果はDatabase of Human Life Engineering(以下、DHuLE)としてまとめ、平成28年4月に公開されている(無料)。人間工学系機器を、分野・ワード、種類、機関(地域)から検索が可能で、利用希望機器の有無や場所、担当部署、利用の条件、連絡先が、一目でわかるようになっている。

トップ画面1
トップ画面1
トップ画面2
トップ画面2
機器サンプル画面
機器サンプル画面

人間工学的配慮視点

Webで公開している。タブレットでも見やすい横長のページレイアウトにした。またフリーワード検索機能や日本地図から各公設試が検索できるようになっている。また、機器名だけでは分かりづらいため、キーワードの組合せや説明文内のフリーワード検索を利用して検索が可能になるように工夫している。「人間工学系機器」に限定することで情報の選別を容易にしている。

期待される効果

機器利用者は目的の機器を見つけやすくなったと言え、現有の問題解決に寄与することが期待される。県外の設備が見つかれば、現地の担当者との連携強化や、他県へ訪問の機会が生じた際に、併せて計測するといった副次的な効果も考えられる。
公開側としては、担当者間の密な連絡体制の構築や紹介先を案内など、業務効率化やサービスの向上が期待できる。
両者に共通して、本データベースを俯瞰的に閲覧するだけでも新たな発見があり、実験・検証計画策定の際に情報ソースとして活用することが見込まれる。
そして、本データベースの閲覧は無料でユーザ登録も不必要であることから、多くの方にご利用いただくことが我々の期待している効果である。

推薦者

松田文子

お問い合わせ
企業名・担当部署名

地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター

掲載URL

http://www.dhule.jp

更新日

2017年12月25日



 


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