お知らせ

投稿日:2011年08月22日||投稿者:JES事務局

表彰委員会からのお知らせ

平成23年度日本人間工学会優秀研究発表奨励賞の受賞者が決まりました!

年次大会において優れた研究成果を発表した若手研究者を表彰する表彰制度である「日本人間工学会優秀研究発表奨励賞」の審査が,本年6月に開催されました第52回大会(早稲田大学)において行われました.今回は17名の方から応募があり,研究内容および発表に対する厳正なる審査が行われました結果,今年度の受賞者は以下の5名に決まりました.

最優秀賞 秋山 啓太 教育効果の高いシリアスゲームの設計ガイドラインの提案 ルール理解のためのアクションゲームについて(1A2-1)
優秀賞 水谷 渉太 組立作業における筋負担の基礎的研究 (1C4-6)
優秀賞 今野 寛之 頭部傾斜により同乗者の動揺病は低減可能か?横加速度環境下における頭部傾斜運動が動揺病に及ぼす影響(2C3-10)
優秀賞 日暮 恭子 “つい触れてしまう”ものの形と感性評価に関する一考(1A1-4)
優秀賞 前田 佳孝 血液透析装置に表示する安全確認のためのTo Doリストの設定方法について 人間中心設計プロセスに沿った検討(1C1-2)

審査では次世代の人間工学研究者育成のために,多くの先生方にボランティアでご参加頂きました. 審査にご協力頂きました先生方に,この紙面をお借りして厚く御礼申し上げます.なお応募された研究発表は総じて高い評価結果が得られましたことも併せてお知らせ致します.今回応募頂きました皆様に心より御礼申し上げます.
次回は第53回大会(九州大学,平成24年6月9日(土),10日(日)開催)となります.次回も多数ご応募頂きますようお待ちしております.

【一般社団法人日本人間工学会優秀研究発表奨励賞の概要】
この賞の目的は人間工学研究の発展と,安心・安全な社会の実現に寄与する次世代の人間工学研究者の育成にあります.本賞の受賞対象者は以下のように規定されています.
1 日本人間工学会会員であること
2 当該年度の大会論文の筆頭著者で発表を行った者であること
3 当該年度の大会終了時点で26歳未満であること
4 本賞の受賞経験を有しないこと

本賞の審査は2段階で行われます.1次審査では研究発表予稿について2名の審査者が審査を行い,上位10名程度を受賞候補者として選出します.2次審査では,受賞候補者が年次大会時に行う研究発表について1次審査とは別の審査者2名が審査します.つまり4名の審査者により審査が行われます.1次審査と2次審査の審査結果を合計し,最も合計得点の高い方が最優秀賞,以下合計得点の高い順に最大4名の方が優秀賞となります.


 


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