お知らせ

投稿日:2020年04月20日||投稿者:JES事務局

「人を対象とする人間工学研究の倫理指針(案)」へのコメント募集について

一般社団法人日本人間工学会 倫理指針検討委員会

 日本人間工学会(JES)では2009年に「人間工学研究のための倫理指針」を制定しましたが、環境変化や法改正等を基に当初の倫理指針を見直す必要性が生じてきました。そこで、「倫理指針検討委員会」を設置して検討を進めてきました。
今回、JESでの意識調査結果(下記※1)、および人を対象とする研究倫理の現状(下記※2)や見直し状況等を踏まえて、指針の改訂案を策定しました。
つきましては、関係する皆様より本案に関するコメントを募集したく存じます。ご協力をよろしくお願いいたします。

【募集対象】
下記の会員資格、専門家資格のいずれかに該当する方。
・JES会員資格: 正会員,準会員(学生),賛助会員
・認定人間工学専門家資格: 専門家,準専門家,アシスタント

【方法】
・下記リンクより指針案のPDFをご覧ください。
人を対象とする人間工学研究の倫理指針(案)

・コメントのある方は、下記リンクよりコメントシートの書式をダウンロードしてご記入ください。記名式としています。そして、メール添付で学会事務局(下記)までお送りください。
コメントシート書式

・異議や疑問点に限らず、ご感想やポジティブなご意見等も含めて広くコメントを募集します。

・いただいたコメントの内容やその要約等は、JES等の学会(大会、会誌、イベント等)や講演会等で公表されることがあります。その際、記入者の所属名称(具体的な社名、学校名、研究機関名等)・氏名は非公表とし、また記入者が特定されるような情報は含まないようにいたします。

【期限】
2020年5月10日(日)23:59送付分まで

【送付先】
日本人間工学会事務局:jes@ergonomics.jp

 

なお、改訂にあたっての基本的な留意事項は以下の通りです。

・現指針と同様に改訂版も「推奨事項」としています。詳しくは指針案の前文「本指針利用の際の留意事項」をお読みください。
・本指針の対象は「人を対象とする人間工学研究」と限定し、例えば事故報告書を用いた分析等のように人を直接対象としない場合は除外しました。
・改訂版では現指針の第一部(基本編)を倫理指針とし、第二部(実践編)以降は別冊に分離させました。別冊は現在、改訂作業中です。

(※1)石橋・榎原・大須賀:人間工学会における「人間工学研究のための倫理」に関する意識調査
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jje/55/Supplement/55_S1C4-1/_article/-char/ja

(※2)榎原:人を対象とする研究倫理の現状
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jje/55/Supplement/55_S1C4-2/_article/-char/ja

 


 


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