学会組織

アクションプラン

2018年度報告及び2019年度計画について

2018年度の活動について

2018年度は一般社団法人日本人間工学会第6期(2018年6月2日~2020年6月)の初年度として、「学会の活性化へ向けた基盤づくりと実践」という基本目標の下、(1) 中・長期的視点での人間工学会の戦略検討と活動推進、(2) 学会活動への参画機会の向上と活動の見える化を中心に活動してまいりました。特に新設した「若手支援委員会」、「企業活動推進委員会」をはじめとする委員会、支部、研究部会などが連携・企画した複数の有意義なイベントが催され、多くの学会員や学生が参加しました。第60回大会での「ErgonomicThon+学生交流(ランチョン)カフェⅢ」はその好事例といえます。またグローバル化推進の一端として、法人の英文名をJapan Human Factors and Ergonomics Societyに変更いたしました(略称はこれまで通りJES)。また、ワーク・アーゴノミクス研究部会、自動車人間工学研究部会がスタートし、時代に即したテーマにも取り組んでいることがより鮮明になりました。

2019年度の活動について

第6期では、はじめて約半数の理事が一斉に交代しました。2年目もフレッシュな理事と経験豊富な理事が協力して、前年度と同じ基本目標・活動方針の下、学会の活性化、発展をめざして活動してまいります。

2018年度は上記二つの活動方針における(2)を重点的に推進してまいりましたので、本年度は(1)に軸足を移します。学会改革・戦略委員会、若手支援委員会、企業活動推進委員会といった臨時委員会が中心となり推進している有意義な活動を継続できるしくみを検討します。常設委員会や担当との連携をさらに推進するとともに、それぞれの役割を検討してよい取り組みが学会において継続的に発展していける体制を探り、より多くの会員、関係者の皆様にとって有意義なコミュニティとなることを目指します。また、60周年を迎えたIEA、アジア地域で活性化しているACEDとの連携・協調を継続します。

一般社団法人日本人間工学会2019年度 委員会/担当等一覧
常設委員会・担当(長期的及び継続的に実施する事業)
委員会/担当名 担当・委員長・副委員長等 活動のポイント等
総務担当 石橋基範、中西美和 学会運営の執行管理、事務局機能の強化の検討
財務担当 大内啓子、辛島光彦 財務管理と学会財政に関する中長期計画等の提案
広報委員会 松田文子、齋藤祐太 HPの運用推進、GPDBによる実践事例公開、人間工学の社会発信
編集委員会 赤松幹之、村木里志 学会誌の編集と発行、電子投稿・査読システムの運用
国際協力委員会 鳥居塚崇、小谷賢太郎 国際人間工学連合・アジア人間工学デザイン会議等、国際協力活動の推進
ISO/TC159国内対策委員会 佐藤 洋、横井孝志 ISO/TC159に関わる規格の提案・作成・審議、JIS規格案作成と普及
表彰委員会 堀江良典、水野有希 表彰制度の見直しと整備、各賞受賞候補者の選考、国際表彰の推進
安全人間工学委員会 首藤由紀、鳥居塚崇 安全に関わる学会活動の提言等、安全工学シンポジウム運営への参加
学術担当 横井郁子、青木和夫 日本学術会議との連携、横幹連合への役員派遣、科研費の細目要望
企画担当 岡田 明、三坂昇司 公開講座の企画、大会における学会企画シンポジウムの企画等
人間工学専門家認定機構 福住伸一、鳥居塚崇 認定・再認定実施、講演会・セミナー等の開催、GPDBへの協力
臨時委員会・担当(目標と期間を定め、成果を組織的に活用する事業)
委員会/担当名 担当・委員長・副委員長等 活動のポイント等
若手支援委員会 申 紅仙、加藤麻樹 学生や若手が学会活動に継続的に関わる活動や枠組みを検討
企業活動推進委員会 易 強、下村義弘、
善方日出夫
企業活動や産学連携プロジェクトの見える化、活性化を検討
学会改革・戦略委員会 榎原 毅、山田クリス孝介 学会活動の活性化をはかる組織運営のあり方について検討
倫理指針検討委員会 石橋基範、榎原 毅 人間工学研究のための倫理指針の改訂を検討
子どものICT活用委員会 柴田隆史、岡田 衛 学校等のICT機器の使用に関する人間工学課題の検討と情報の共有、ガイドライン作成準備
IEA担当 藤田祐志、河合隆史 IEAウェブサイトの運営にかかわる支援
選挙管理委員会 松田文子 一般社団法人日本人間工学会代議員及び役員選挙の実施
役員候補者推薦委員会 藤田祐志 次期役員候補者を検討・推薦
第60回大会担当 青木和夫 2019年6月15~16日に大会開催
第61回大会担当 村田厚生 2020年6月13~14日に大会開催

 


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