機構について(初めての方へ)

 

認定人間工学専門家とは何ですか?

日本人間工学会認定人間工学専門家は,人間工学の知識、技術、問題解決能力を充分に持ち、実践できる人材です。資格を取得した方々は、それぞれの職場で専門性・信頼性を活かし、広く活躍しています。
この資格は国際人間工学連合(IEA:International Ergonomics Association)の認証(IEA Endorsement)を取得しています.

「認定人間工学専門資格制度」とは何ですか?

人間工学の品質の維持向上と人間工学の普及のため、人間工学実践者を認定する制度として2003年8月に活動をスタートしました。
試験の実施や登録など、一般社団法人日本人間工学会に設置された「人間工学専門家認定機構」によって運営されています。認定機構を運営する幹事会メンバーは全員専門家によって構成されています。

資格を取得するとどんなメリットがありますか?
あなたの仕事と専門を、容易に伝えられます。

人間工学という言葉は普及していますが、人間工学が仕事の中心になっている専門家がいることや、人間工学がひとつの職域を形成していることは、一般の方には、まだ十分に理解されていません。客観的に認定された資格として、「人間工学専門家」を名乗ることで、あなたの仕事、職域、専門性を伝えやすくなり、その結果、さまざまな相談を寄せられやすくなるなど、円滑なコミュニケーションをとりやすくなります。

職場の内外、国内外で、プロフェッショナルとして認められ、
信頼が得られます。

専門家としての知識や技術は、その分野に精通した人以外からは、わかりにくいものです。国際人間工学連合(IEA)からも認められた本資格※を得ることで、あなたが高い知識や技術を持った専門家であることを、職場の同僚や上司、取引先やお客様などに認められ、信頼を得やすくなります。

※認定人間工学準専門家と認定人間工学アシスタントはIEA認証ではありません。

就職、転職などの際に有利です。

あなたの高い技能や専門性を客観的に証明するものであり、就職、転職などの際にアピールしやすくなります。

専門家同士のネットワークができます。

人間工学の専門家が、一人しか居ない職場も多いと思います。そのような状況で、自分では解決できない課題があったときなど、認定人間工学専門家の人的なネットワークを通じて解決をはかるこができます。認定人間工学専門家は、機構の開催するセミナーや総会、講演会などのイベントにて、人間工学に関する最新情報・動向について相互に情報交換を行うことができます。

どうすれば認定人間工学専門家になれますか?

毎年開催される資格認定試験にご応募ください。試験には筆記試験・小論文と面接試験による[A方式]と原則として書類審査のみの[B方式]の2種類がありますので、受験資格に応じてご応募ください。また、準専門家とアシスタントの応募は随時受付けています。
応募締切や試験日などについての詳細は応募要領をご確認ください。

どのような方が認定を受けていますか?

■認定人間工学専門家
社会の第一線で人間工学を実践されている方、例えば会社や団体において人間工学分野の業務を担当されている方、大学で人間工学関連の研究・実践をされている方などです。

■認定人間工学準専門家
大学で人間工学関連の専門教育を受け、これから認定人間工学専門家の資格取得を目指している方、又は大学を卒業後、人間工学関連の仕事に携わり、将来認定人間工学専門家の資格取得を目指している方などです。

■認定人間工学アシスタント
短大・専門学校等で人間工学に関する専門教育を受けているか、企業研修等で人間工学を学び関心を持った方、実務で人間工学を活用したいと思う方です。

認定専門家

資格の種類を教えて下さい。

次の3つの認定資格があります。

資格の種類 主に取得する方・受験資格 国際人間工学連合(IEA)認証
認定人間工学専門家
主に取得する方
  • 企業内での人間工学エキスパート
  • 大学など教育機関で人間工学関連科目を指導・研究している方
受験資格

【A方式】
「大卒で専門教育3年以上+実務経験2年以上」または「大卒+実務経験7年以上」
【B方式】
大卒+実務経験10年以上+実践事例3例以上

認定人間工学準専門家
主に取得する方
  • 主に大学で人間工学を学んだ方や大学院在籍者
  • 実務をしている方
受験資格

「大卒+専門教育3年以上」または「大卒+実務経験5年以上」

認定人間工学アシスタント
主に取得する方
  • 実務をしている方など
受験資格

短大・専門学校等で専門教育(6単位以上)を受けた方。または、企業研修等で同等の教育を受けた方。

認定人間工学専門家はどのような専門分野の方が多いですか?

現在最も多いのは「ユーザビリティ(評価)」の分野です。製品開発における使いやすさの重要性が高まっていることから年々専門とする方が増えています。他には「安全・事故」「人間特性」「応用人間工学(一般)」「設計・デザイン」「生体計測」「VDT関連」「動作・姿勢」「高齢者」「インターフェイスデザイン」など多岐にわたります。

人間工学はどこで学べますか?
大学・大学院、セミナー、学会などで学べます。

人間工学は、大学・大学院、専門学校などで、学ぶことができます。例えば、使いやすい住居や製品開発を目的とした建築、設計・デザイン、人間を含めたシステムの最適化をはかる管理工学や経営工学、安全工学の一部として、人間工学を学べます。また、医療、福祉、被服など、人間特性の理解を必要とする多くの学部、学科にも人間工学に関する授業があります。

学校以外では、学会の主催するセミナー、人間工学に関する書籍で学ぶこともできますし、学会(大会、支部大会など)に参加したり、論文集を読むことで、さまざまな研究事例や活用事例を学べます。学会誌「人間工学」は、創刊から全ての号を、下記サイトから無料で読むことができます。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jje/-char/ja