日本人間工学会では、人間工学の普及と発展に貢献した方々を顕彰する制度を設けています。優秀な論文の著者を表彰するため、以前は基金を拠出した会員名を附した大島正光賞や橋本邦衛賞がありました。現在の表彰制度としては、功労賞、論文賞、研究奨励賞、グッドプラクティス賞(GP賞)、優秀研究発表奨励賞があります。他にも、国際人間工学連合やACED(Asian Conference on Ergonomics and Design)等の表彰制度に日本人間工学会として候補者を推薦することもあります。

功労賞、論文賞、研究奨励賞、グッドプラクティス賞は、対象年の該当候補から数次の選考を経て理事会が受賞者を決定し、翌年度の全国大会時に開催される定時社員総会で表彰式が行われます。

■日本人間工学会の表彰制度について

功 労 賞 功労賞は、本学会の各種事業の遂行に顕著な功績がある個人および団体を表彰することを目的としています。
論 文 賞 人間工学に関わる研究において優れた成果が認められる論文に対して授与することを目的としています。筆頭著者が、本学会会員であることが条件です。
研究奨励賞 若手研究者を中心になされた将来性を期待し得る研究成果について表彰することで、当該研究あるいは当該研究者の今後の発展を奨励するものです。筆頭著者が、本学会会員であることが条件です。
G P 賞 人間工学グッドプラクティス賞は、人間工学とその研究成果を広く社会全般に普及させることを目的としています。
優秀研究発表 奨励賞 日本人間工学会 全国大会において優れた研究成果を発表した若手研究者を表彰するものです。全国大会発表時に学会の正会員または、準会員(入会手続き中を含む)であることが必要です。
名誉会員 現在、18名の方々に、名誉会員の称号が与えられています。
<各賞について>

各賞の規程と受賞者については、下記ボタンからご覧いただけます。なお、2015年9月に行われた理事会において、規程類の変更・修正が行われています。