投稿日:2010年07月29日|関連団体|投稿者:JES事務局
近年の行動科学・神経科学のめざましい発展は、心理学・生理学のみならず、周辺諸科学にも大きな影響を与えつつある。その波は、文理の垣根を越えて、人文・社会科学にも及びつつある。なかでも、ヒトの行動の科学的理解にその基礎を 置く経済学に与えた影響は大きく、欧米では神経経済学として新しい学際的分野が形成されるに至っている。
本シンポジウムでは、神経経済学の基礎を築いた実験心理学者、神経生理学者、実験経済学者による、それぞれの立場からの意思決定のメカニズムに関する研究の歴史とその展開を聞くことにより、神経経済学という新しい融合分野がどのように生まれ、今後どのように発展しうるのかを考える。また、日本の社会脳科学研究の第一人者により、日本における神経経済学の現状と最先端研究についての報告を受ける。
ヒトの心と行動の科学的理解のみならず、社会制度のあり方にも提言をはじめた神経経済学について、最先端を走る4人の研究者との討論を通して、脳科学時代の新しい生命観、人間観、さらに社会観のあり方を探る。
- [日時] :平成22年9月11日(土) 13:00~17:00
- [場所] :日本学術会議 講堂
(東京都港区六本木7-22-34) - [主催] :日本学術会議心理学・教育学委員会脳と意識分科会
- [共催] :玉川大学グローバルCOEプログラム「社会に生きる心の創成」
京都大学グローバルCOEプログラム「理論と感性の先端的教育研究拠点」 - [次第] :
- 開会の挨拶:苧阪 直行(日本学術会議会員、京都大学教授)
- 報告者:Thomas Zentall(ケンタッキー大学教授/実験心理学)
「Maladaptive gambling by pigeons」
Wolfram Schultz(ケンブリッジ大学教授/神経生理学)
「Neuronal value and risk signals」
Colin Camerer(カリフォルニア工科大学教授/実験経済学)
「The neural circuitry of economic valuation」
高橋 英彦(京都大学講師/社会脳科学)
「Neural basis of social emotions」
※発表はすべて英語で行われます。 - 司会:渡辺 茂(日本学術会議連携会員、慶応大学教授)
坂上 雅道(日本学術会議連携会員、玉川大学教授)
詳細は以下のホームページをご参照ください。
日本学術会議事務局ホームページ
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/99-s-1-2.pdf
【問い合わせ先】
京都大学 苧阪研究室 e-mail:nosaka@bun.kyoto-u.ac.jp
玉川大学 坂上研究室 e-mail:sakagami@lab.tamagawa.ac.jp